formula

お釈迦様の教えはすべてSUTTA(スッタ)と呼ばれています。

スッタは英語で言うformula 、公式の意味です。

公式ですから、仏教を学ぶには暗記するしか方法がありません。

公式を暗記しておけば、お釈迦様の教えをそのまま理解することができます。

教えを暗記せずにその意味だけを理解しても、そのうち我流の解釈へと逸脱してしまいかねません。

常にお釈迦様の説かれた真理へと立ち返るためにも、公式を暗記しておく必要があります。

また公式ですから抽象度が高く、シンプルな文章になっています。

その意味するところは幅広く、先生から解釈を学ばなければ正しく理解することはできません。

有名な「Sutta-Nipata」(スッタ・二パータ)は仏教の公式集と言えるものです。

多くの方がお釈迦様の教えは平易なもので、後世の煩雑な仏教哲学はお釈迦様の本来の教えと違うものだ、と思っていらっしゃるかもしれません。

誤解を恐れず申し上げるならば、後世の仏教哲学はお釈迦様の説かれた公式を解釈した(しようとした)もの、と言えるかもしれません。

空や唯識といった哲学も、お釈迦様の公式を解釈する一つの試みであった、と言えるでしょう。

お釈迦様の言葉をパーリ語で暗記し、日本語でその意味を学ぶのが今の私の楽しみの一つです。

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コーチングにおいては公式にあたるものがprinciple(プリンシプル、原理・原則)でしょう。

このプリンシプルも暗記して、その意味や解釈を先生から学ぶべきものです。

意味だけ理解しても、実際に使いこなすことはできません。

マインドの使い方を学ぶのがコーチングですが、理解しても実際に使えるまで練習しなければ人生を変えることはできません。

水泳であれ、自動車の運転であれ、原理を理解しただけでは泳いだり名ドライバーになれるわけではありません。

また闇雲に水に飛び込んで手足をじたばたさせても、泳いでるとは言えません。

原理原則を実際の場面でどのように適用し、使いこなすのか?

ここが面白くてやりがいのあるところです。

自分自身の状況や環境は常に流動的で変化しています。

その場その場でプリンシプルをうまく使いこなす。

まるで武術の真剣勝負のような醍醐味を感じるのは、私だけでしょうか。

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