今日も引き続き「靴」について書きます。
今月いっぱいは「靴」がテーマになると思います。
昨日の田島マスターコーチのブログを拝読いたしました。
履き古した靴には今までの情報が刻み込まれているので、整体やマッサージで体を整えたら、新しい靴に取り換えたほうが良いとのこと。
全くおっしゃる通りだと思います。
身体を整えても履き古した靴のままだと、そこに刻み込まれた過去の癖が身体にフィードバックされ、過去の状態に戻ってしまう恐れがあります。
たとえ、新しい靴に変えてもホメオスタシスは過去の慣れ親しんだ身体状況に戻そうとしますから、新しく整った身体状況をコンフォートゾーンにしないと元の木阿弥になることもあるでしょう。
靴には過去の自分が刻印され、人相ならぬ足相が刻み込まれています。
抽象度の最も低い部分を「靴」(物理的身体)だとすると、それ以外の部分(身体)は情報空間における自分(セルフイメージ)にたとえることができるでしょう。
靴(物理的身体)の行動の癖は情報空間から来ているわけです。
情報空間にあるセルフイメージを直接認識することは難しいですが、物理次元の身体の癖(habit)や動きを観察することで、その人のセルフイメージをある程度(かなり?)類推することができます。
セルフイメージは数多くのブリーフの塊であり、ブリーフは言葉、イメージ、情動から成り立っています。
普段意識しない身体の状態や動き、癖や顔の表情などは、非言語で多くの情報を発信しています。
そして、内部表現(セルフイメージ)が書き換わることで物理的身体のありようも変化します。
個人差もあると思いますが、まるで別人のような印象を受けることもあります。
セルフイメージ(自我)が変化するのですから、時間を経て、物理次元においても大きな変化が起きるのは当然かもしれません。
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