ボルダリング

ボルダリングという競技があります。

ロッククライミングから派生したもので、自然の突起や窪みだけを頼りに岩山を登っていく競技だそうです。

ボルダリングのジムでは壁面に岩壁を模した石が埋め込まれており、それを手がかり、足掛かりに壁をよじ登っていきます。

頂上を目指して登っていく過程でどの取っ掛かり(石)を使ってよじ登っていくのか、手や足だけでなく頭をいかに使うかのスポーツになっているように見えます。

 

私はもちろんおじさんなので、こんな激しいスポーツをやってみようとは思いません。

TVなどで時折見かける程度です。

テクニックやルールも知りませんが、その様子を見ているとゴール達成のプロセスが浮かび上がってくるような感じがします。

 

現状の外のゴールはどうやって達成すればいいのか、わからないのが定石です。

ゴールを設定したもののどこからどうやって手を付ければいいのやら全く分からない状態が少しの間、あるいはしばらくの間続くのが普通です。

それでもゴールのイメージを描きながらその臨場感を上げていくと、なんとなくやりたいこと、やってみたいこと、気になることが出てきます。

ボルダリングでいえば最初の取っ掛かりになる石を決めた、ということになるでしょうか。

壁面(岩壁)をよじ登るため、とりあえずの取っ掛かりに手を掛け、足を上げて登り始めます。

そして登りながら次の取っ掛かりになる石を探していきます。

 

熟練した方はある程度登るルートをイメージしているのかもしれませんが、全く初めての人は文字通り手探り、足探りの状態でしょう。

現状の外のゴールは全く初めてボルダリングにチャレンジするようなものです。

 

とりあえず登ってみたものの、次のとっかかりが見つかるまで時間がかかり、しんどい思いをすることもあるかもしれません。

上の石に手が届きそうで届かない、そんなもどかしい思いをするかもしれません。

それでもいつまでも同じ場所に貼り付いているわけにはいきません。

何としてでも上を目指すのです。

 

コーチングの場合も次の段階から、さらに次の段階へスムーズに続くとは限りません。

そして登ってみないとその次の段階も見えてこないことがほとんどです。

それでも、ひとつ登れば新たな視界が開けてきます。

スコトーマが外れた、ということです。

 

このようにして私たちはゴールへと向かっていきます。

そのプロセスで感じるもどかしさやストレス、緊張感は認知的不協和と呼ばれます。

これはある意味、心地よくない状態です。

もしこれらのストレスを感じても、決してネガティヴにとらえないことが大切です。

このストレスが前進のエネルギーなのですから。

 

ゴールに向かっている途上で、なかなか次の方向や方法が見えないと感じることがあるかもしれません。

同時に認知的不協和(強いストレス)を感じることでしょう。

でもそれがあるからこそゴールへと向かうことができるのだ、と肯定的にとらえてください。

もしこの緊張感がなければ、現状にとどまり続けることになるのですから。

 

そしてとにかく次の一歩を踏み出してみましょう。

ゴールイメージが鮮明なら、必ず次の段階が見えてきます。

それはもしかしたら前進しているように感じないかもしれません。

でも新たな経験は新たな視界をもたらしてくれます。

スコトーマが外れるのです。

 

もし、あなたが現在膠着感を感じていらっしゃるならボルダリングを思い出してみてください。

 

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