包む

包むといえば、風呂敷。

私が子供のころ、ものを包むために使うのは新聞紙か風呂敷と相場が決まっていました(と思います)。

焼き芋を包むのは新聞紙。

高級な贈答品を包むのは風呂敷。

 

ただ漫画の影響か、風呂敷といえば唐草模様を連想してしまい、風呂敷がいつの間にかダサいものと感じるようになってしまいました。

しかしある程度年を重ねると、伝統的なものの良さとか素晴らしさの方に目が向くようにもなってきました。

 

デパートや高級店で使われる包装紙。

とても綺麗でおしゃれなデザインが目を引きますが、いつのころからか環境保護のために過剰包装が慎まれるようになりました。

 

風呂敷は繰り返し使えるので、エコロジー問題もクリアしますし、柔らかい布はどんな形状にも対応しますから、非常に使い勝手がいい。

写真のようにワインボトルを包むこともできます。

まぁ、これが一升瓶を唐草模様の風呂敷で包むと興趣が台無しですが…。

 

素晴らしい贈り物にふさわしいラッピング。

”新しい葡萄酒は、新しい革袋に盛れ”

こんなことわざが聖書にあるそうですが、贈り物にふさわしいラッピングが大切です。

 

どんなに素晴らしい贈り物でも、古新聞に包んで手渡せばあまりにも失礼ですし、価値のないものを高級な風呂敷に包めば、これまた人を謀(たばか)るものです。

 

私たちコーチはマインドの仕組みとその上手な使い方を皆様に送り届ける役割を持っています。

そしてお届けするコーチングは、長い経験と最先端の認知科学の理論に基づく大変価値あるもの。

 

皆様にその価値ある贈り物を届ける役割は、それにふさわしい在り方をしたコーチでなければなりません。

細かい条件はいくつもありますが、最もベースとなるのがコーチとしてのルールでしょう。

これは人としての在り方、と言い換えてもいいほど重要なものだと思います。

 

元祖コーチ、ルー・タイスはコーチとしての三つの原則を私たちに残してくれました。

Authentic(自分を偽らないこと)、Progressive(成長し続けること)、Effective(効果的であること)の三つです。

 

これら三つのルールはコーチだけでなく、すべての人にとっても有益なルールではないかと思います。

また、立派なコーチの在り方をしていても、そのラッピングが粗末ではいけないと思います。

 

この場合のラッピングは、人としてのマナーと言い換えることができるかもしれません。

その場にふさわしい服装や態度、身のこなし、言葉遣いなど。

表面にあらわれるものがその人の内面を包んでいるのですから。

 

価値あるものを提供する人も、価値ある存在であるべきでしょうし、その価値にふさわしいラッピングを心掛けたいものです。

 

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