生きる

還暦を迎えると、健康で長生きすることに関心が向いてきます。

若い頃はあまり考えなかったことです。

 

若い頃にヨーガにハマったことがありますが、健康のためというよりスピリチュアルな関心の方が強かったですね。

 

生きるという言葉は息(いき)からきているという説があります。

ですから長生きは長息なんだとか。

呼吸法は健康で長生きするための大切な要素なのかもしれません。

 

呼吸法といえば、ヨーガのプラーナヤーマ(調気法)が有名ですが、神道にもあります。

息長(おきなが)の法とか息吹永世(いぶきながよ)の法と呼ばれています。

ちなみに第14代仲哀天皇妃、神功皇后は息長帯比売(おきながたらしひめ)という名で、第9代開化天皇の子孫であり、呼吸法を伝える一族でもありました。

あまり知られていませんが、神道には十種類以上の呼吸法が伝えられているそうです。

 

呼吸法の基本は長く吐くこと。

だから息長の法と呼ばれるのですね。

 

鼻から吸い、鼻または口から吐きます。

吸う時は必ず鼻からですね。

これは空気中の埃などを肺に入れないためと、吸気の温度や湿度を調整するためです。

 

吐く息は鼻からでも口からでも構わないのですが、口から吐く方が吐く息の量を調整しやすいです。

普通に吸い、長く静かに吐き出します。

 

腹式呼吸や逆腹式呼吸が望ましいのですが、あまり胸腹部を意識しすぎると、ゆったりした呼吸がしにくくなります。

ですから、長く吐くことに意識を向けたほうがいいと思います。

 

数分間、この呼吸法を静かに座って行うと体がポカポカ暖かくなったり、心が落ち着いてきます。

横隔膜が通常より大きく動くため、腹部の血行が良くなるのです。

横隔膜は第二の心臓と呼ばれることもあるほど。

 

呼吸法はとても健康にいいのですが、それだけではありません。

通常無意識に行う呼吸を意識的に行うということは、使っている脳の部位が違うということです。

 

通常は間脳が司る部位に前頭前野が介入しているということです。

前頭前野は人間が進化のプロセスの最後に獲得した部位で、他の部位より優位に働きます。

平たくいえば、理性が情動をコントロールしやすくなるということ。

意識的に呼吸をコントロールすると、変性意識状態を支配できるということでもあります。

 

息は生きること。

健康はもとより、より良く、上手に生きるためにも呼吸法は欠かせないものだと思います。

 

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