御幣

神社にお参りすると、よく目にするのが「御幣」。

また神主さんがお祓いの時に用いるのが「大幣」。

どちらも紙で作られていますが、そもそもアレはなんだと思いますか?

 

その正体についてお話しする前に、神社の起源について少し触れさせてください。

 

太古の昔、私たちの祖先は自然そのものを神として崇めてきました。

ことに、大きな石や大木には神様が降りてくると考えていたようで、磐座や神木を拝んでいたのではないかと考えられます。

 

当時は社殿や拝殿すらなく、磐座や大木のまえにむしろを敷いて神事を執り行っていたようです。

次に、神事の際に臨時の拝殿が作られるようになりました。

今風に言えば、テントですね。

 

その頃から神様に降りてきていただくために、神木に見立てた「串」を立てるようになりました。

当時の人は、大木や串といった、柱のような形のものに神様が降りてくると考えたようです。

そのため神様を数える時は、「一柱、二柱…」と数えるようになったそうです。

 

つまり、御幣は神様が降りてくる「依代」だと考えられます。

では、あの紙の形や房は何なのでしょう。

 

実はアレは神様の「衣服」なのです。

 

御幣は元は布で作られていました。

紙が発明されるのは、ずっと後の時代のことです。

 

古代の人はイナズマを見て、それを神様のお姿だとのだと思ったのでしょう。

あのジグザグの形ですね。

カミナリと言うくらいですから。

 

そして神様の姿に合わせた衣服を絹などで作り、依代である串に飾ったのです。

神様にお供えすることを、幣帛を奉ると言うのはここからきているのだと思われます。

 

お祓いをしてもらう時の「大幣(おおぬさ)」「祓串(はらえくし)」には、祓戸大神様が降臨されているのですね。

単に木の棒に神の房がつけられているモノでは無いのですゾ。

 

こう考えると、神社でお祓いをしていただくのが、なんともありがたいものに感じられてきませんか?

本当に祓戸の神様にお祓いをしていただいているのだ、と感じる臨場感が、私たちの現実を変える原動力になります。

 

思考は現実化するといいますが、現実化するほどの臨場感をいかにして持つのか?が重要だと思います。

 

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