神薬

大阪市のど真ん中、中央区道修町(どしょうまち)に鎮座まします、少彦名(すくなひこな)神社(写真)。

大阪メトロ淀屋橋駅と北浜駅の間のビルの谷間にあります。

写真をご覧いただけば、そのこじんまりとした佇まいがお分かり頂けると思います。

大阪市内には意外と神社が数多く存在し、規模は小さくともその存在感はとても大きいのです。

同じく大阪メトロ本町駅の近くの坐摩(いかすり)神社は、その由緒も古く、奈良の石上神宮と同じく鎮魂祭の神事が行われる数少ない神社の一つです。

大都会大阪のビルの狭間に、こういった素晴らしい神社がいくつも鎮座されているのは意外でもあり、心強くもあります。

今日訪れた少彦名神社は、豊臣秀吉の時代からの鎮座。

少彦名命は薬や健康の神様として崇敬されていますが、日本書紀、古事記によれば、大国主命の国づくりを助けた神様として有名です。

その御神徳は医薬のみならず、農業、温泉、酒造り、呪(まじな)いなど多岐にわたり、ある古伝承によると素戔嗚命の兄神にあたられ、素戔嗚命の御子神である三輪大物主(天照国照彦天火明櫛玉饒速日命)に、持てる知識を全て授けたと言われています。

神話では脇役のような扱いですが、非常に多彩な能力を発揮して国づくりに尽力された偉大な神様です。

江戸時代後期に大阪でコレラが流行したことがあったそうで、その時、虎の頭骨を砕いて作った丸薬を施薬し、病気を収束させたというエピソードがあります。

そのためか、あるいは少彦名命のご神徳を慕ってか、この界隈には製薬会社や薬問屋が密集しています。

境内には少彦名命に守られた薬として、私たちの馴染みのあの薬やこの薬などが所狭しと陳列されていました。

へぇー、あの薬最近飲んだわ、と思わずセルフトークをしてしまうくらいです。

いや、すごい神様です。

お参りをして、神恩感謝のお祈りを捧げたのち、例によって御朱印をいただきました。

最近忙しくて趣味の御朱印集めが滞っていましたが、久しぶりに御朱印をいただくことができ、とてもハッピーでした。

江戸時代の薬屋さんの施薬のエピソードも、心が豊かになります。

この感覚、忘れないようにしようと思います。

豊かな感覚は、与えるという行為から生まれるのですね。

ポジティブな情動をマインドに刻み込んで、ストックを増やすのは大切なことだと思います。

アファメーションに使えますからね。

 

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