清々し

久しぶりに?奈良の石上神宮に参拝してまいりました。

今日は午前中、非常に良い天気で気持ちのいい日でした。

この神社は平日、お参りの方がそれほど多くありません。

古社によくあるロケーションで、郊外の山の麓に鎮座されているからだと思います。

しかし、それでも御祈祷をお願いされる参拝者が途切れることはないようです。

有名な神社はたいてい、参拝者や観光客で境内が狭く感じられるほどなのですが、昇殿参拝、つまり御祈祷をお願いされる方の割合はそれほど多くないのです。

ところがこの石上神宮では、御祈祷を依頼される方が普通の神社とは比べ物にならないくらい多くいらっしゃいます。

それには何か理由があるのでしょうね。

かくいう私も、「神恩感謝」の御祈祷をお願いしたのですけれど。

やはり石上の大神様のパワーが他とは違い、圧倒的なのでしょう。

この神社の御祭神は「布都御魂」の大神様。

古事記によると、神武天皇東征の折、和歌山の熊野から上陸した一行は、土地の荒ぶる神の毒気によって、仮死状態に陥りました。

その危機を救ったのが「布都御魂の劍」。

高倉下(たかくらじ)という人が、布都御魂の剣を持って神武天皇一行の危機を救ったのでした。

ところで私の調査によると、高倉下はまたの名を天香具山命(あめのかぐやまのみこと)と言い、饒速日命の次男に当たる方です。

また神剣「布都御魂の剣」は素戔嗚命が八岐大蛇を退治した十握剣で、素戔嗚から息子饒速日に伝えられたもの。

さらに饒速日命の末娘は、イスケヨリ姫といい、神武天皇と結婚し、初代皇后陛下となられました。

その縁で饒速日命の長男、ウマシマジ命が宮中で布都御魂剣を祀り、後に石上神宮が建立され、そちらへ御神体を移したのでした。

明治に入って、時の大宮司菅政友が官許を得て禁足地を発掘したところ、伝承の通り「布都御魂剣」が顕現されたそうです。

私見ですが、布都御魂の剣の神霊として祀られている神様は、素戔嗚尊と饒速日命ではないかと思っています。

このような御祭神ですから、御神徳も強烈です。

というわけで、私も時間の許す限り参拝しているところです。

この神社の境内に足を踏み入れると、とにかく「清々しい」のです。

「清々しい」という情動(感情)は、実はコーチングでも重視し、積極的に取り入れています。

ルー・タイスはアファメーションを実践する際、ビジュアライズすることと情動を感じることを重視していましたが、苫米地博士はそれをさらに具体的に五つのポジティブな情動としてまとめ、強調されています。

参考までに五つのポジティブな情動を挙げてみます。

1.うれしい

2.楽しい

3.気持ちいい

4.清々しい

5.誇らしい

の五つです。

アファメーションやビジュアライゼーションの際に、この五つの情動のうち、ふさわしいどれかを強く感じることで、臨場感が高まります。

もちろんビジュアライゼーション(いわゆるイメージ・トレーニング)のみでも効果はありますし、鮮明な映像を描けば自然に情動も湧いて来ます。

しかし積極的に情動を喚起することで、言葉や映像の臨場感を強めることもできるのです。

私たちのマインドは脳内の支配的な映像に向かうという習性を持っており、それを強化するのが臨場感です。

臨場感が強ければ強いほど、マインドに強い影響を及ぼすわけですから、ポジティブな情動を適切に使うことがとても大切であるということが、お分かり頂けると思います。

ではどうやって、ポジティブな情動を意図的に引き起こすのか?

やはり、ある程度の根気と練習が必要です。

過去の記憶から、ポジティブな情動を引っ張り出すという方法もありますし、新たに経験するポジティブな情動をストックしておくこともできます。

ポジティブな情動を感じることに、意識的に関心を持つこともその一つ。

人によっては、なかなか実感しにくい情動があるかもしれませんね。

私の場合は「清々し」さが、それに当たるようです。

ですから時間の許す時は、石上神宮にお参りすることにしています。

こちらで感じる「清々し」さは、非常に強力ですから。


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