効能書き

“効能書き”。

薬の効き目を書き記したもの。のうがき。また商品の宣伝文句。(広辞苑)

私は全くといっていいほど、薬を飲みません。

せいぜいサプリメントをたまに飲むくらい。

ですから、ごく稀に風邪薬などを飲むと、バツグンに効くような気がします。

それに薬瓶に貼ってある成分表や効能書きを読むと、余計に効くような気がしてきませんか?

私の場合、薬湯なぞに浸かっているものですから、その効能書きを脳裏に浮かべていると余計に体にいいような気がしてきます。

皆様はそんなことありませんか?

プラセーボ(プラシーボ、偽薬)効果というものがあるそうで、単なる小麦粉を画期的な新薬だと偽って患者に服用させると、思わぬ薬効を発揮したりすることがあるそうです。

この場合、薬効と言うより患者の思い込み(信念、belief)が、病気に作用したと言うことでしょう。

心の不思議さや可能性のすごさに驚きますね。

止むを得ず薬を服用するとき、効能書きをよく読み、その作用を臨場感豊かに感じることができれば薬効は倍増?するかもしれません。

ところで、薬の効能書きを英語で“Statement of the efficacy of a medicine”というそうです。

グーグル翻訳ですが。

“efficacy ”というのは辞書によると効能とか効き目、有効性という意味です。

ですから心理学では“self efficacy”を「自己効力感」と訳しているのですね。

ちょっと変ですが、「自分の効き目」ということになりそうです。

自分がどんな能力を発揮するのか、という効能書きが、セルフ・エフィカシー(self efficacy )。

面白いですね。

自分の効能書きですから、自分でいくらでも書き換えることができそうです。

「私はこんなことができるぞ。」というのがセルフ・エフィカシーの原義ですから、ゴール設定の技術を加えると、「自分のゴール達成能力の自己評価」というコーチングの定義がより一層お分かりいただけるのではないでしょうか。

薬の効能書きは、服用する人のためですね。

セルフ・エフィカシーは自分自身に向けた効能書きです。

効くぞ!というメッセージを自分自身に送ると、エフィカシーが上がるのは当然かもしれません。

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