笹の葉さらさら…

“笹の葉さらさら♫ 軒端に揺れる〜♫ お星さまきらきら 金銀砂子〜♫

五色の短冊♫ 私が書いた〜♫ お星さまきらきら♪ 空から見てる〜♫”

七夕ですね。

子供の頃に歌った七夕の歌、今でも覚えています。

歌っていると、幼稚園や小学校で笹に七夕飾りをつけて、家に持ち帰った思い出が蘇ってきます。

七夕飾りはいろいろあって、地方によって違うようですが、短冊に願い事を書くのはどうやら同じようですね。

都会では夜空を見上げても、天の川を見つけることができません。

私は大阪市内で育ったので、子供の頃から夜空を見上げてもほとんど天の川を見ることができず、絵本を読んで想像するだけでした。

それでも、短冊には願い事を書きました。

どんな願い事をしたのか、まったく覚えていませんが…。

古代の人の星に対する思いとか感受性とかは、現代の私たちが想像する以上に鋭く、豊かだったに違いありません。

意外に思われるかもしれませんが、古い古い時代の神道は、星を神様として拝んでいたんですよ。

たしかエジプトのピラミッドの配置は、星座を模しているという説がありましたから、古代の人の星に対する思いは、世界中同じだったのかもしれませんね。

あまり話題になりませんが、星座を模した神社の社殿もあるんです。

摂津国一宮住吉大社の社殿は、三棟が縦一列に並んでいます。

御祭神は底筒男命、中筒男命、表筒男(うわつつお)命の三神で、住吉三神とも申し上げます。

このご神名の“筒(つつ)”が、実は星の古語だったりするわけです。

さらには九州の宗像大社の宗像三神も同一神で、星の神さま。

オリオンの三つ星です。

他には、石上神宮の“布都御魂大神”様。

“布都(ふつ)”は、“つつ”の転訛で“つち”も同じ。

古語で星を意味します。

布都御魂の大神様は一般には剣の神様で、剣がモノを切るときの擬音語、“フツ”とされていますが、これはフェイクだと私は見ています。

この説が正しければ、剣の神様は皆、布都御魂になるわけですが、そうではないですから。

布都御魂の剣は、とてもとても特別な剣です。

あまり神様の秘密を公にすると、バチが当たるかもしれませんのでこれくらいにしますが、古い神道の神様は、意外にも星だったりするということなのです。

星に願いが届くと叶えられる、というのはロマンチックでもあり、同時に古代の人の実感だったのかもしれないですね。

私自身は旧暦の七夕の日の夜、短冊に願い事を書こうと思っています。

短冊に願い事を書くという行為は、神事であるとともにアファメーションにもなりますね。

皆様も、童心に返ってアファメーションを短冊に書いてみてはいかがでしょう。

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