大晦日

久しぶりのブログ更新です。

いろいろドタバタしているうちにあっという間の大晦日。

ここ数年、目まぐるしく私の環境に変化があったのですが、今年は特にドタバタしました。

気がつけば、数ヶ月間ブログの更新ができていませんでした。

大晦日になってようやく一段落がついたような気がします。

とはいうものの、相変わらず色々なところへ出掛けては歴史や神社のフィールドワークは行っていました。

いろんな写真も撮っていますので、ボチボチブログに認めようかと思っています。

しつこいですが今日は大晦日。

一年の締めくくりに、奈良県天理市の石上神宮にお参りしてきました。

石上神宮は日本最古の神宮であり、同時に古代の天皇家の宝物庫であり、さらには武器庫でもありました。

往古は当社の鎮座地に、無数の神庫(ほくら)が並び建っていたと伝えられています。

長い時を経て、現在は禁足地の一角にただ一棟の神庫が存在するのみとなっています。

この神庫は収蔵庫というだけでなく、神格が宿るところとされ、年に一度大晦日に「神庫祭(ほくらさい)」が執り行われます。

その後、大祓、除夜祭と神事が行われます。

私は数年前からこの神事に参加しているのですが、年を追うごとに参列者が増えているようで非常に喜ばしいことです。

ちなみに「神庫(ほくら)」は、祠(ほこら)の元になった言葉だそうで、神様が宿るところなんですね。

兵庫県には保倉神社という神社もあるくらいで、神庫=祠=神社ということなんでしょうね。

庫(倉、蔵)と言えば、古事記や日本書紀に高倉下(たかくらじ)という人が登場します。

神武天皇東征のおり、熊野で荒ぶる神の毒気に当たって全軍が昏睡状態に陥った時、高倉下が布都御魂の剣をもって神武天皇一行をお助けしたそうな。

この高倉下という人、別名が、天香久山命とも言い、尾張氏の祖となった人物。

饒速日命の息子であり、素戔嗚尊の孫にあたる方です。

現在は新潟の弥彦神社のご祭神ですが、石上神宮の摂社、神田神社にも鎮まっておられます。

何しろ石上神宮には、素戔嗚尊、饒速日命、ウマシマジの命といったファミリーの神様が祀られていますからね。

当然かもしれません。

大祓の神事は、六月の晦日と大晦日の年に二度行われます。

私のように目まぐるしいほどドタバタした人にとっては、様々な思いや記憶を払ってしまうのにちょうどいい神事だなと、感心します。

古代の日本人も、意外に未来志向だったということでしょうか。

最後になりましたが、今年も大変お世話になりました。

来年もよろしくお願いいたします。

どうぞ良いお年をお迎えください。

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